2010年 07月 15日
ほぼ10年ぶりのフェルト講習会 |
日曜日に、サークル仲間3人とフェルトの講習会を受けてきた。
講師の内山礼子さんには、彼女がまだ独身の頃フェルト作りを教わり、わが家は毛刈りでもしばらくお世話になっていた。
ほぼ10年ぶりに再会した礼子さんは、二人のかわいい子どものお母さんとなり、またご主人の転勤でいろいろな国に暮しながら創作活動を続け、作家として、よりパワーアップしたように見える。
礼子さんからフェルトを教わるのはこれで3度目だけど、私がフェルトというものに初めて出会ったのは、最初の講習会がきっかけだった。
まずシート状のものを作った後で、ブーツを作り、縫い合わさなくても袋状のものが出来ることに驚いた。
それは羊を飼いはじめて間もない18年ぐらい前のことで、「羊の毛は、こんなことも出来るんだ!」って、ちょっと衝撃的だったのだ。
まだ紡毛機の使い方もよくわからず、糸紡ぎには四苦八苦していた時期だったし、もちろん今よりはるかに体力もあったから、自由に作品づくりが出来るフェルトに一気にはまりこんだ。
(夢中になっていろいろ試し、けっこう、アホなものも作ったけど。)
そしてその講習会が縁で、今のサークルに参加することになり手紡ぎ仲間ができたんだっけ、なんてことも思い出した。
次の講習会は10年ぐらい前の「布フェルト」。
ウールを布と一体化させることで、軽くて丈夫なフェルトが作れることを教えてもらった。
これでまた、作品づくりの巾が広がったような気がする。
ところがこのところ、どうもものづくりをする気力が萎えてしまっている。
もともとたいしたものも作れないのに、スランプなんて言ったらおこがましいのだけど、もろもろ家庭の事情なども加わって、どうにも集中力に欠けるのだ。
自己流とはいえ、長く羊毛仕事をやってきて、せっかく作品を置いてくれるお店が何軒か出来て、講習会の依頼などもボツボツ来るようになったのに、と思うと焦る気持ばかりが空回りする。
で、今回の「松葉のフェルト」講習会への参加は、そんなスランプ脱出の意味合いもあったわけです。
これは、レースのような繊細でおしゃれなフェルト地を作るというテクニックで、いろいろと応用できそう。
会場に展示された礼子さんのすばらしい作品の数々と、参加した方々の熱気に触れて、やっぱり、新しいことを学ぶと気持が少し前向きになれるような気がした。
「松葉のフェルト」は、細く裂いたウールをアトランダムに置いて模様を作ります。
講師の内山礼子さんには、彼女がまだ独身の頃フェルト作りを教わり、わが家は毛刈りでもしばらくお世話になっていた。
ほぼ10年ぶりに再会した礼子さんは、二人のかわいい子どものお母さんとなり、またご主人の転勤でいろいろな国に暮しながら創作活動を続け、作家として、よりパワーアップしたように見える。
礼子さんからフェルトを教わるのはこれで3度目だけど、私がフェルトというものに初めて出会ったのは、最初の講習会がきっかけだった。
まずシート状のものを作った後で、ブーツを作り、縫い合わさなくても袋状のものが出来ることに驚いた。
それは羊を飼いはじめて間もない18年ぐらい前のことで、「羊の毛は、こんなことも出来るんだ!」って、ちょっと衝撃的だったのだ。
まだ紡毛機の使い方もよくわからず、糸紡ぎには四苦八苦していた時期だったし、もちろん今よりはるかに体力もあったから、自由に作品づくりが出来るフェルトに一気にはまりこんだ。
(夢中になっていろいろ試し、けっこう、アホなものも作ったけど。)
そしてその講習会が縁で、今のサークルに参加することになり手紡ぎ仲間ができたんだっけ、なんてことも思い出した。
次の講習会は10年ぐらい前の「布フェルト」。
ウールを布と一体化させることで、軽くて丈夫なフェルトが作れることを教えてもらった。
これでまた、作品づくりの巾が広がったような気がする。
ところがこのところ、どうもものづくりをする気力が萎えてしまっている。
もともとたいしたものも作れないのに、スランプなんて言ったらおこがましいのだけど、もろもろ家庭の事情なども加わって、どうにも集中力に欠けるのだ。
自己流とはいえ、長く羊毛仕事をやってきて、せっかく作品を置いてくれるお店が何軒か出来て、講習会の依頼などもボツボツ来るようになったのに、と思うと焦る気持ばかりが空回りする。
で、今回の「松葉のフェルト」講習会への参加は、そんなスランプ脱出の意味合いもあったわけです。
これは、レースのような繊細でおしゃれなフェルト地を作るというテクニックで、いろいろと応用できそう。
会場に展示された礼子さんのすばらしい作品の数々と、参加した方々の熱気に触れて、やっぱり、新しいことを学ぶと気持が少し前向きになれるような気がした。
「松葉のフェルト」は、細く裂いたウールをアトランダムに置いて模様を作ります。
by sheepcspun
| 2010-07-15 12:36
| 制作周辺